『最善のお友だち』

 

随分前のことですが、信徒の方が礼拝の中で証をしていました。ハッキリは覚えていませんがその時に、「僕にはこれといった友だちがいません。以前はそのことで少し悩んだり、考えたりしたことがありました。でも、ある時、イエスさまが僕の最善のお友だちだということに気付きました。それからはそういうことをほとんど考えなくなりました。そしてそのことを喜びました。神さまに感謝です。」とおっしゃっていました。

 

また、そこの教会の牧師さんが別の機会にこのよう言われていたそうです。「私はね、イエスさまだけを信じています。家族や親族、信徒の人たちもいますが、でも、信用できるのはイエスさまだけです」と。私はその場に居合わせたわけではなかったのですが、その話を聞いていた人から小耳に聞きました。私の目から見ると正直、その牧師さんは、とても恵まれているなぁと思うことばかりでした。その時に伴侶は亡くっていましたが、でも、娘さんご家族二組と一緒に生活をしていて、牧師さんの実のお兄さんや弟さんや妹さんやご親族の方々が皆クリスチャンで、信徒さんの数も多くて申し分無いなぁ、周囲にそれだけクリスチャンがいると、何かと頼れる人もいていいなぁ、なんて思ったことが何度もあったのですが、でも、「信用できるのはイエスさまだけ」ということばに何か語りかけを感じました。

 

誰だって、お友だちはいないよりかは、いたほうがいいと思いますよねぇ。でも、もしもですよ、今、誰もお友だちがいない~、なんていう状況であっても、ひとりぼっちではないので大丈夫!イエスさまがあなたのお友だちになってくれますよ~、ということを、神さまが信徒さんや牧師さんを通して語っておられるのでは?なんて思いました。私自身、時として孤独を感じることが無きにしもあらずで、しかしその時にお二人のお話を思い出しては「もし、ひとりになっても大丈夫。いやいや、ひとりになるなんてことはまず、ないのだ。イエスさまがおられるのだから」なんていう風に明るく考えるようにしています。そうすると、心の思いがイエスさまにあっての喜びや平安で沸いてくるのです。不思議ですよねぇ。でも、それは非常に感謝だなぁと思っております。なので、もし何かご事情があって、ちょっぴり淋しいなぁ、なんて思うことがありましたら、ぜひイエスさまをお友だちとしていきましょう。また、イエスさまをお友だちにするのなら、決して裏切られることはない!という素晴らしいメリットがありますので、よろしければ生涯にわたってイエスさまを最善の友としていきましょう!さいごに聖書のことばを読んで証を終わりにします。

 

18:24世には友らしい見せかけの友がある、しかし兄弟よりもたのもしい友もある。

(旧約聖書〔口語訳〕:箴言18章24節)