「聞く耳のある者は聞きなさい」

 

 

    

 

ルカ8章8節 また、別の種は良い地に落ち、生え出て、百倍の実を結んだ。」イエスは、これらのことを話しながら「聞く耳のある者は聞きなさい」と叫ばれた。

 

ルカ8章9節 さて、弟子たちは、このたとえがどんな意味かをイエスに尋ねた。

 

 

この箇所はイエス様が、大勢の人にたとえを用いて話された時に言われた 呼びかけの言葉です。「聞く耳のある者は聞きなさい」

 

聖書の中には多くのたとえ話が語られていますが、なかなか難解で、よく分からないたとえ話が多いです。自分でこの たとえ を解釈しようとしても、私たちは間違えやすく、的外れな解釈に陥ってしまっては、聖書の理解を押し進めて行く事が出来なくなってしまいます。

 

しかし、キリストは「聞く耳のある者は私に聞きなさい」とこの箇所で私たちに呼びかけておられるので、私たちは、素直にたとえの語り主で有られるイエス様に、聞くことが大事です。

 

キリストの弟子達が、どういう意味なのか?とイエス様に聞いた時、主イエスは弟子達にすべてのことを解き明かされた。と書かれていますので、聖書の学びを私たちがする時、常に(イエス様、この聖句、この御言葉の意味が分かりません、どうか理解させて下さい)と求め続ける時、哀れみ深いイエス様は、すべてを解き明かされるのです。教えて下さるのです。

 

マルコ4章34節 たとえによらないで話されることはなかった。ただ、ご自分の弟子たちにだけは、すべてのことを解き明かされた。

 

しかし、誰にでも聖書の解き明かしがなされるのかというと、そうではありません。

この解き明かしは、ご自分の弟子達にだけはすべてのことを解き明かされた。と書かれていますように、群衆にではなく、常に主イエスのお側にいてキリストに仕える弟子達にだけ解き明かしがなされるのです。

 

私たちが、聖書の理解を深く押し進めたいのならば、主イエスから遠い存在ではなく、御そば近くに常に付き添い従う弟子としての存在として主イエスに祈って聞いていくなら、主イエス様は、たとえの解き明かしをし、教えて下さるのです。

 

信仰を持って、主イエス様の御側近く従って聞いていくことにポイントが有るようです。

そして、主イエスはご自分に聞くことを望んでおられますので。常に祈りによって主イエスと交わり、主に聞いていきましょう。