No.2 「イエスさまって誰??」         

 

 

 

◇◇イエスさまは一体何をした人なの??◇◇

 

 

 

「イエス・キリスト」という名前を、誰もが一度くらいは聞いたことがあるかと思います。著者がはじめてキリストと出会ったのは、11歳の時でした。ある時、家族から「キリスト」というタイトルの本を手渡されたのがきっかけでした。でも、その前に名前だけはぼんやりと知っていました。多分クリスマスか何かで知ったのだとは思いますが。それはともかく、イエス・キリストが何をしたか?ということを多くの人は知っているようで、知っていないと思います。おおよそ、「自分とは関係の無い人」だと思う方が多いでしょう。でも、ちょっと待ってください!クリスチャンであろうと、そうでなかろうと、あるいは興味があろうとなかろうと、イエス・キリストはすべての人に関係がある人なのです!!なぜ、そんなことを躍起になって言うのかと言うと・・・その前に「罪」について少し話をしたいのですが、私たち人間は、皆一人一人、元々の罪、聖書ではそれを「原罪」と言うのですが、それを持っています。どんなに良いことをしようとも、あるいは「善人」と人から評価を受けていようと、大なり小なり「罪」を持っていますし、この地上のすべての人は「罪」を犯す者なのです。でも、イエス・キリストはそんな私たちの「罪」をその身に負ってくださったのです。(聖書ではこれを『罪の贖い』と言っています)そしてこれがかの有名な「十字架刑」です。イエス・キリストには何の罪もありませんでした。なぜか?キリストは神さまだからです。これについては後ほど話をしたいと思います。そして罪も咎も汚れもないお方が、私たちの「罪」を負うために、私たちの身代わりとなって十字架にかかってくださって、死んでくださったのです。そして死んですべてが終わったのではなく、三日目には「復活」をされました。そのことを成し遂げてくださったのが、イエス・キリストなのです。そう、唯一キリストだけが、「罪の贖い」を成してくださったのです。そのおかげで・・・そのことを信じる者は、罪の赦しを受けることができるようになったのです。

 

 

 

さて、イエス・キリスト=神さまということですが・・・系図だけを言うなら、キリストの父はヨセフで母はマリヤです。しかしキリストはマリヤが処女の時、つまり夫ヨセフと関係を持つ前に生まれました。この地上の世界において、そんなことは物理的にはありえないのですが、神にあってはあり得ることで・・・要するに神さまのみわざによって処女マリヤはみごもって、キリストは誕生したのです。私たちを罪から救うために、神さまはご自身を子として、つまり御子イエス・キリストをこの世にお遣わしになったのです。

 

 

 

以上のことは、人間的には受け入れがたいことかもしれませんが、イエスさまを説明するにあたって、これらのことを抜きには語れませんのでご了承いただきたいと思います。もし、このことを「ああ、そうかもしれない」とほんの少しでも思われるのでしたら、ぜひ続きをお読みいただきたいと思います。