No.19 霊的に成長を望むのなら

 

 

 

◇◇どうしたら霊的に成長できるのか?◇◇

 

 

 

教会に行きながらも、聖書を読みながらも、お祈りをしながらも、しかし、「霊的に恵まれない」なんてことを時々耳にすることがあります。何を隠そう、かつての著者もその一人でした!なので、今さら何も偉そうなことなんて言えないのですが・・・でもね、ある時、「それではよろしくない!」と思ってですね、思い切って方向を変えてみることにしたのです。どこを変えたのか?と言うとですねー、単純にイエス・キリストへの「服従」に徹することにしたのです。「イエス・キリストへの服従」とは、具体的には何か?と言うと、「御心をおこなう」ことです。要は、主の命令にひたすら従うことです。それまでは、御心をおこなうということに、ほとんどエネルギーを使っていませんでした。でも、あることをきっかけに、そのことに目覚めてから少しずつお祈りの中で、イエスさまに服従するという歩みに入っていきました。

 

 

 

具体的には、礼拝のメッセージ、預言、お祈り、聖書のことば、人との会話、著者や周囲の人の身に起きた出来事等を通して、神さまが語っていることに耳を傾けて、「これは神さまが語っていることだ!」と思ったことに関しては、すべて「服従する」ということをスタンスにしていくようになりました。その時からもうすぐで早10年の歳月が流れようとしていますが、一日一日、霊的に何かこう、神さまに造り変えていただけているような、そんな感覚がします。それこそ、少しずつではあっても、成長させていただけているなぁなんていう風に思っています。以前は、「霊的な成長」なんてことすら考えたこともなかった著者ですが、歩みの方向が180度変わったのです。かつては良い教えを聞いてはいたけれども、実行に移すことがあまりなかったので、恵みに関しても「ゼロ」とまでは言わなくても、ほとんどありませんでした。なのでこんな風にメッセージを書こう、なんて思いにもなりませんし、それどころか証をすることすら、ほとんどありませんでした。いえいえ、それだけでなく、人の前でお祈りすらすることもありませんでした。何の証をしたら良いのか?何をお祈りしたら良いのか?それすら分からなかったのです。でも、イエスさまの言われることをおこなっていくことに心を向けていくようになってから、それは一転しました。今では、「神さまのためにあれもやってみたい、これにもチャレンジしてみたい」なんていう風に、あらゆることに関して、どんどん前向きに考えられるようにもなりました。また、霊的にも、「イエスさまの似姿に変えられていきたい!」なんていう思いが日ごとに増してくるようにもなりました。一足飛びに従えなくても、示されたことをひとつずつお祈りの中で従っていく中で、こんなにも変えられたのです!そういうわけで、以前のように、「恵み無き、成長無きクリスチャン生活」からみごとに脱出することができたのです!それはイエスさまが著者にそのような志を与えてくださったからです!ハレルヤ!主に感謝です!

 

 

 

たしかに「服従」なんていうことばは、今の時代に、特にこの世においてはそぐわないかも知れません。「自分の考えでやっていけば、それでいいんじゃないの?」なんて思うなら、なおさらだと思います。でもね、聖書&神さま&イエスさまのおすすめする方向は、すべて逆説的でね、人間的には一見とんでもないことのように見えるのですが、しかし実践してみて分かるのだけれど、きちんと従うなら、どれもこれも、「喜び」や「平安」を得るものなのです。そして私たちに喜びがあるということは、神さまもお喜びなのです。さらに、それが霊的な成長へとつながるのです。

 

 

 

もちろんこのようなことは、万人向けではないことは百も承知の上でメッセージをしているのですが、もし、「そうかもしれない」なんていう風に少しでも思われたら、ぜひ、実践してみてください。お祈りの中で、一歩ずつでもイエスさまに従っていくときに、内側には人知を超えた平安や喜びで包まれていきますので、個人的には、ぜひぜひおすすめします。また、「服従」は、「天国への道」にそのまま直結しますので、おこなっていく価値は十分にあるかと思います。裏返すと、「服従」を拒むときに、「天国」がどんどん遠ざかってしまいますので、それどころか入れないなんていう可能性も高いので、何が何でも「天国に入りたい!」と思っている方は、要実践だと言えてしまうかもしれません。さらにしつこいようで恐縮ではありますが、「服従」をしていくときに、霊的な成長や恵みはもちろんのこと、何はともあれイエスさまはあなたと共にいてくださいますし、そのことをとても喜んでくださいます。はたまた、イエスさまにとても愛されるようにもなります。あらゆることにおいて、天からの助けや守りも与えられます。さいごにみことばをひとつお読みしてメッセージを終わりにします。

 

 

 

〔聖書箇所〕ヨハネの福音書12:26

 

12:26 わたしに仕えるというのなら、その人はわたしについて来なさい。わたしがいる所に、わたしに仕える者もいるべきです。もしわたしに仕えるなら、父はその人に報いてくださいます。