No.1 「神さまとは?」

 

 

 

◇◇キリスト教(聖書)で言う「神さま」とは?◇◇

 

 

 

この世の中にも多くの「神」がいます。一例を挙げるなら、仏教徒やヒンズー教やイスラム教や釈迦等の神々です。ただ、聖書において、神さまはそんな沢山はいないのです。むしろ「唯一」と言われていて、「神さま」は、世界中で、いやいや宇宙的にも、たったの「おひとり」なのです。参考までに聖書で言っていることを見てみましょう。

 

 

 

〔聖書箇所〕Ⅰコリント人への手紙8:,56

 

8:5 なるほど、多くの神や、多くの主があるので、神々と呼ばれるものならば、天にも地にもありますが、

 

8:6 私たちには、父なる唯一の神がおられるだけで、すべてのものはこの神から出ており、私たちもこの神のために存在しているのです。また、唯一の主なるイエス・キリストがおられるだけで、すべてのものはこの主によって存在し、私たちもこの主によって存在するのです。

 

 

 

下線を引いたように、神さまは「唯一」であるということが、聖書で言われていることです。また、「すべてのものはこの神から出ており」と書かれているように、神さまは天地万物をお造りになったお方でもあります。また、全能者とも言われていて、過去・現在・未来のことはもちろんのこと、お一人一人のこととかもすべてご存知なのです。つまりすべての創造者であり、万物をご支配されているお方なのです。そして繰り返すように、「唯一」のお方なのです。しかも聖書の著者も神さまです。そして聖書は「預言の書」とも言われていますが、世の中の占いや予言と違って、外れたものは1つも無いのです。もちろんその時期が来ていないので、成就していないものもありますが、しかし、神さまの時がくればどれもこれも必ず成就するのです。つまり神さまが言われたことには、「外れ」がないのです。どうでしょうか?仏教徒の仏や釈迦やイスラム教徒の神がこのようなことをしたということを聞いたことがあるでしょうか?まして未来のことを語る神は他にいるでしょうか?ですから聖書に書かれている「唯一の神」が神さまだという認識が正しいということがお分かりになるでしょう。

 

 

 

また、神さまは私たちを日夜ご覧になっていて、助けてくださる方でもあります。かつてある牧師さんがこんなことを書いていました。「ある家で火事が起きて、その時に、『ああ、そうだ!仏壇だけは持って逃げなくちゃ!』ということを住人が言っていたそうです。それを聞いた私は、『仏が本当に神さまなら反対に住人を抱きかかえて助けてくれるでしょう。ところがいざという時に、人に運んでもらわなければいけないなんて、何の役にも立たない神だ』と思いました。なのでその神は、にせ物だと分かりました。」ということを言われていました。著者がそれを読んだ時に、クリスチャンになってすでに何年か経っていましたが、「ああ、なるほど。そうだなぁ。神さまは何でもできるのだから、そんな風に人手によってわざわざ助けなんて必要とするわけがない!」と思わずうなずいてしまいました。そして「自分が信じているのは本当に『唯一の神』なんだ!」と改めて確信しました。

 

 

 

以上、「神さま」がどんなお方か?ということについて簡単に話をしましたが、ご理解いただけましたでしょうか?次回は「イエスさま」とは誰なのか?についてお話したいと思います。もし、興味がありましたら引き続きアクセスしてみてください。